ご機嫌よう💕キララです。
久しぶりに家にあった、
山田昌弘氏の本を読んでみて面白いところがいくつかあったのでシェアします🥰
山田昌弘氏は中央大学文学部の教授で、
「婚活」という言葉を作った人。
もし、
通われている相談者のカウンセラーが彼のことを知らないなら、
そのカウンセラーは勉強不足です。
殆どのカウンセラーは勉強不足ですが。
その方が、男女の非対称性から、
モテを分析したり、ジェンダー論を扱っているのが本書です。
この方の著作物のありがたいのは、
「こうあってほしい」という価値観や「こうじゃなきゃ嫌」という感情論とは無縁で、
ひたすらファクトベース(アンケートや調査をもとにした数値)から、
理論を展開しているところです。
概要はきっとAmazonの書評に載っているので、
私がインスピレーションを得たところを3つだけご紹介します😍
写真は全て本から切り取っています。
①モテるのは、男女共に「らしさ」を体現している人。
男の特徴→
(女性に比べて)稼ぐ力がある、身長が高い、身体的にパワーがある、足が速い、リーダーシップがある
女の特徴→
(男性に比べて)よく気がつく、料理ができる、優しい、可愛らしい、忍耐強く人に合わせる
身体的なものから、ジェンダーまで、
↑のような男女論は「らしさ」 を表しています。
文化によって「らしさ」は異なるものもありますが、
グローバル共通なのは、
それぞれの国において「らしさ」を体現する男女がモテること。
日本で言うと、りこちゃんみたいな子だよね
そしてそれは、小学生の頃から変わらないということでした。
②総取りの男性、分散の女性
男女、どちらが得か?
という不毛な議論に、チー牛の夫によく付き合わされますが、
公私の評価がほぼ一致するため、
オールオアナッシングの世界に生きているのが男性。
公私の評価が関係ないため、
モテる✖️できるを獲得するのが難しい代わりに、
別の象限であっても、そこそこ楽しく生きられる女性。
つまりどの象限に自分がいるかによって、
「男なら楽だったのに」「女なら良かった」があると言うことですね。
体感で感じ、考えていたことが、
わかりやすく書かれていて、頭がスッキリしました。
③男女の非対称性→男性のらしさを女性が追求するのは社会的に肯定されやすいが、逆は否定されやすい
女性の社会進出は好まれ、
男性が席巻していた職業(パイロット、医者、政治家など)に女性がなるのは好まれるが、
逆(専業主婦、男性の介護士、看護師、保育士など)は比較的否定的な目で見られる。
この心理的構造や背景が書かれていて、面白かったです🩷
最近、書かないと本の内容忘れるので、
自分のメモがわりにブログを使っていきたいと思います(°▽°)
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